福岡県ラグビーフットボール協会

  
-平成28年度第38回福岡県中学校ラグビーフットボール大会-
  
決勝戦Report


   

朝から初夏の太陽が輝き、グングンと湿度も上がり相当に蒸し暑くなった舞鶴公園球技場で、今年度の県ナンバー1を決める中学校県大会の決勝が開催された。
ファイナルは、新人戦を無敗で制し優勝候補筆頭の「筑紫丘ジュニアスクール」と、ここまでの4試合での被トライが1という堅いディフェンスを誇る「かしいヤングラガーズ」の対戦となった。
大勢のギャラリーが見守る中、「かしい」のキックオフで始まった試合は、開始早々から両チームの気迫がぶつかり合い、一進一退の攻防が続く。
試合が動いたのは9分、「かしい」が中央付近のスクラムから、左オープンへとしかけた攻撃でパスミス、こぼれたボールを「筑紫丘」CTBがキックで転がし、そのまま拾い上げてタッチダウンし、貴重な先制点を上げた。
コンバージョンも決まり7-0とペースをつかむ。
「かしい」も負けじと、19分、FWBK一体となった縦の攻撃で敵陣深く攻め入り、戻りきれなかった相手からペナルティを誘発、3度目のPから速攻をしかけたSOがインゴールへとダイブしフィニッシュ、追いあげにかかる。
惜しくもコンバージョンは決まらず5-7。
直後にハーフタイム。
サイドが変わった後半、いきなりビッグなプレイが起きた。
キックオフのボールをキャッチした「かしい」のFWに、「筑紫丘」のFWが猛烈なタックル。
思わずこぼしてしまったボールがタッチを割り、「筑紫丘」ボールのラインアウトへ。
キャッチしたジャンパーが着地、少しずらしてカバーのFWに渡し、もらったFWがディフェンスの隙間を突進、そのまま左中間へトライ。
むずかしい角度のコンバージョンを、狙ったキッカーが良く決め、価値ある2点の追加となった。
この後も両チーム共に良く攻め、良く守り、ほぼ互角の展開が続く。
このまま終了もありえるかと思われてきた時間帯となってきたが、ここで「かしい」のFWが奮起。
中央付近からBKと共に一体となった縦の攻撃を繰り返しラックを連取、数次のフェイズを重ね、最後はゴール前のラックサイドをFWが突きトライ。
時間を考え、ドロップで蹴ったボールがバーを越え、12-14。
意気上がる「かしい」が次のキックオフからも一体の縦攻撃を見せラックを連取したが、22m付近まで攻め込んだところで無念のオフサイド。
「筑紫丘」ボールのラインアウトからの攻防で「かしい」のペナが続き、もう一度ラインアウト。
後半最初のトライを再現したかのように、FWが鋭く縦を突いたが、惜しくもゴール前でパイルアップ。
ここで、時計を確認したレフェリーの長い笛が響き、「筑紫丘」が歓喜の瞬間を迎えた。
     
試合後「筑紫丘」の主将は
「優勝できてうれしいです。
3連覇も達成できて良かったです。
一番だと思っているフォワードがよく頑張ったと思います。
「かしい」のバックスはスピードがあって走られるとやっかいなので、動き出す前に止めようと言っていて、実行ができました。
ゴールキックはみんなの気持ちがこもっているので、絶対入ると信じていました。
後半が勝負になると思っていて、その後半に力を出し切れました。
九州大会では、他県の強いチームもありますが、必ず勝ち上がって全国大会に行きます。
全国には去年出たメンバーもいて、3点差の負けと、とっても悔しい思いをしたので、今年は絶対に全国制覇したいです。
がんばります」
と力強く述べた。
    
優勝の「筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール」と準優勝の「かしいヤングラガーズ」は、8月の5日から7日にかけて、鯛生スポーツセンターで開催される、第38回九州ジュニア大会LinkIconに出場する。


   


 

に熱戦の模様がアップロードされていましたのでご紹介です。